撮影監督としての瓜生敏彦にフォーカスした特集
瓜生敏彦初監督作『子どもの瞳をみつめて』(4月29日(土)より新宿K’s cinemaにて公開)の公開を記念して、撮影監督としての瓜生敏彦にフォーカスした特集「撮影監督・瓜生敏彦の足跡」が4月15日(土)にアテネ・フランセ文化センターにて開催されます。初監督作『子どもの瞳をみつめて』のプレミア上映や、瓜生が撮影を担当した、黒沢清監督のテレビ作品もスニークプレビュー上映します。ドキュメンタリー、フィクション、テレビとジャンルを横断して活動してきた撮影監督、瓜生敏彦の類まれな軌跡を辿る特集が開催されます。
特集「撮影監督・瓜生敏彦の足跡」
三里塚闘争の少年行動隊員であった瓜生敏彦は、反対闘争を記録するため実家に寄宿していた 小川プロダクションと交流。やがて撮影監督の道を志し、小林正樹監督『東京裁判』(1982)の撮影助手を経て、黒沢清監督『神田川淫乱戦争』(1983)で劇映画に進出。その後、テレビにも活動の場を広げながら、1990年代からは次第にフィリピンに活動の中心を移し、スモーキー・マウンテンなどで生きる最貧困層の人々を撮影し、このたびその集大成ともいえる8年がかりの初監督作品『子どもの瞳をみつめて』を完成させました。本上映では、『子どもの瞳をみつめて』の日本公開を記念して、瓜生敏彦のターニングポイントになった作品を上映します。
上映プログラム
2023年4月15日(土)
◆13:00〜 Aプログラム
『三里塚 第二砦の人々』(1971)
監督:小川紳介
(16mm/143分)
『神田川淫乱戦争』(1983)
監督:黒沢清
撮影:瓜生敏彦
(35mm/60分)
※瓜生敏彦が撮影を担当した、黒沢清監督のテレビ作品のスニークプレビュー上映あり(短編)
◆17:30〜 Bプログラム
プレミア上映『子どもの瞳をみつめて』(2022)
監督:瓜生敏彦、ビクター・タガロ
(DCP/93 分)
19:30〜 オンライントーク(東京―フィリピン):瓜生敏彦(監督・撮影監督)他【予定】
会場&お問合せ
会場:アテネ・フランセ文化センター(東京都千代田区神田駿河台2-11)アテネ・フランセ4階
<JR・地下鉄 御茶ノ水・水道橋駅より徒歩7分>
TEL:03(3291)4339 (13:00-20:00)
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