アルノー・デプレシャン監督作全13作品上映
フランスの名匠アルノー・デプレシャン監督の最新作『私の大嫌いな弟へ ブラザー &シスター』が9月15日(金)よりBunkamura ル・シネマ 渋谷宮下ほか全国順次公開されるのを記念して、監督の30年に及ぶフィルモグラフィーを展観するレトロスペクティブが開催されます。すべての劇映画とドキュメンタリーを含む13作品が上映されます。都内では 9/8(金)からの東京日仏学院エスパス・イマージュ、9/16(土)からの「第45回ぴあフィルムフェスティバル」の2会場で開催され、全国巡回上映も予定されています。映画の新しい息吹 を感じさせた最初期の作品から、映画の豊かさを凝縮しファンを魅了する現在の作品まで。その時代、その時代で人生に立ち向かうデプレシャン映画の素晴らしさをご堪能ください。
アルノー・デプレシャン監督が最新作『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』公開に合わせて来日!
東京、名古屋、大阪、京都にて、新作とレトロスペクティブのアフタートーク&舞台挨拶を行うことが決定しました。来日を楽しみにしている監督は「日本の観客に会いたい!日本の観客は細かいところまで観てくれるからワクワクしてるよ!」という言葉も届いています。1990年代から現在までフランス映画を牽引してきたデプレシャン監督の生の声をぜひお聞きください。
「アルノー・デプレシャン監督レトロスペクティブ」開催概要
■第5回映画批評月間 フランス映画の現在をめぐって スペシャルエディション アルノー・デプレシャンとともに
期間:9/8(金)〜9/29(金)
会場:東京日仏学院 エスパス・イマージュ(東京都新宿区市谷船河原町15)
公式サイト
『二十歳の死』
<上映作品>
『二十歳の死』(1991)
『魂を救え!』(1992)
『そして僕は恋をする』(1996)
『エスター・カーン めざめの時』(2000)
『“男たちと共に”演技するレオ』(2003)
『キングス&クイーン』(2004)
『愛されたひと』(2007)
『クリスマス・ストーリー』(2008)
『ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して』(2013)
『あの頃エッフェル塔の下で』(2015)
『イスマエルの亡霊たち』(2017)
『ルーベ、嘆きの光』(2019)
『いつわり』(2021)
■第45回ぴあフィルムフェスティバル アルノー・デプレシャン監督特集
期間:9/16(土)〜9/22(金)
会場:国立映画アーカイブ(東京都中央区京橋3-7-6)
公式サイト
『魂を救え!』
<上映作品>
『二十歳の死』(1991)
『魂を救え!』(1992)
『そして僕は恋をする』(1996)
『イスマエルの亡霊たち』(2017)
※特別プログラム「アルノー・デプレシャン監督『女囚701号 さそり』を語る」
*アルノー・デプレシャン監督レトロスペクティブはそのほか全国で巡回予定。
*各会場での上映作品や上映時間はそれぞれの公式サイトにてご確認ください。
*上映作品はやむを得ない事情で変更となる場合があります。
© 2019 Why Not Productions Arte France Cinéma
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新作『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』作品情報
『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』
2023年9月15日より全国順次公開
PG-12
監督:アルノー・デプレシャン
出演:マリオン・コティヤール/メルヴィル・プポー/ゴルシフテ・ファラハニ/パトリック・ティムシット
配給:ムヴィオラ
姉アリス(マリオン・コティヤール)は有名な舞台女優で、弟ルイ(メルヴィル・プポー)は詩人。アリスは演出家の夫との間に一人息子がいて、ルイは人里離れた山中で妻と暮らしている。何が理由だったかは、もうわからないけれど、二人はもうずっと憎みあい、顔も合わせていない。そんな二人が両親の突然の事故によって再会するのだが……。憎しみの出口はどこ?幸せな結末はある?
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