日本初公開の最新のイタリア映画14本を一挙上映!「イタリア映画祭2023」5月2日より開催

日本初公開の最新のイタリア映画14本を一挙上映!「イタリア映画祭2023」5月2日より開催

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、春の開催の中止や会場の変更を余儀なくされていましたが、今年は東京会場は4年ぶりとなる有楽町朝日ホール、大阪会場は例年通りのABCホールにて2拠点での開催となります。上映作品はすべて本映画祭での上映が日本初公開!イタリア喜劇のヒット作やスターが出演するエンタメ作品もあれば、国際映画祭をにぎわした映画やLGBTQ+やSDGsをテーマにした作品もあり、東京会場ではフレッシュでバラエティーに富んだ全14作品が取り揃えられています。

ペネロペ・クルスやモニカ・ベルッチら出演作も日本初公開!

日本初公開の最新のイタリア映画14本を一挙上映!「イタリア映画祭2023」5月2日より開催

『無限の広がり』

オープニング作品は、名匠パオロ・タヴィアーニの『遺灰は語る』。数々の傑作を発表し世界の映画ファンに愛されるイタリアのタヴィアーニ兄弟。2018年、兄ヴィットリオが亡くなった後に現在91歳の弟パオロが初めて1人で監督した待望の新作が6月の劇場公開に先駆けて上映されます。そして、昨年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門出品『ノスタルジア』は、マリオ・マルトーネ監督(『笑いの王』)、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ主演による重厚な演技が絶賛された濃密なドラマで、アカデミー賞国際長編映画賞イタリア代表作品にも選出されました。スター俳優アレッサンドロ・ボル ギとルイージ・ロ・カーショの共演作『デルタ』は、若手監督ミケーレ・ヴァンヌッチの長編第2作目。厚い霧に包まれたポー川のデルタ地帯を舞台に移民一家の密漁によって対立する人々を描く骨太な人間ドラマです。傑作『海と大陸』から11年ぶりとなる鬼才エマヌエーレ・クリアレーゼ監督最新作『無限の広がり』はペネロペ・クルスを主演に迎え、1970年代のローマを舞台にある家族を通してその絆や愛情について問いかけます。群像劇の名手パオロ・ヴィルズィ監督(『人間の値打ち』)の『乾いたローマ』は、3年経っても雨が降らないローマとその市民はどうなるか?危急の問題に大胆な設定 に挑み、シルヴィオ・オルランド、ヴァレリオ・マスタンドレア、モニカ・ベルッチら豪華キャストが出演する。

巨匠から若手まで、多種多様な14作品がラインナップ

日本初公開の最新のイタリア映画14本を一挙上映!「イタリア映画祭2023」5月2日より開催

『夜のロケーション』

特別上映作品は3本が揃えられました。ルイージ・ロ・カーショ、エリオ・ジェルマーノが共演、名匠ジャンニ・アメリオによる『蟻の王(仮題)』は1960年代末同性愛に対する差別がはこびるなか、教え子の青年と恋に落ち、投獄された実在の詩人の人生にインスパイアされた物語。『旅するローマ教皇』はジャンフランコ・ロージ監督(『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』)がローマ教皇の旅の膨大な記録映像と監督による撮り下ろし映像を交えながら教皇の真の姿に迫るドキュメンタリーです(今秋劇場公開)。そして、昨年のカンヌ国際映画祭プレミア上映で絶賛された巨匠マルコ・ベロッキオ渾身の一作『夜のロケーション』が上映時間330分の超大作ながら本映画祭でついに日本で初上映。世界を震撼させた事件の真相を浮かび上がらせます。巨匠から若手まで、多種多様な14作品が一堂に会し、最新のイタリア映画の今を映画で垣間見ることのできる、貴重な機会となっています。作品情報の詳細、 チケット発売、来日ゲストなどの続報は、公式サイト、公式twitterにてご確認ください。

「イタリア映画祭2023」開催概要

日本初公開の最新のイタリア映画14本を一挙上映!「イタリア映画祭2023」5月2日より開催

▼東京会場
会期:5月2日(火)〜5月7日(日)
会場:有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11階)
主催:朝日新聞社、イタリア文化会館、チネチッタ
後援:イタリア大使館
※チケットはあさチケにて発売中。
<前売券>A~Y作品1回券:一般1,500円/学生1,200円 Z作品1回券:一般3,900円/学生3,300円
<当日券>A~Y作品1回券:一般1,900円/学生1,600円 Z作品1回券:一般5,000円/学生4,200円

▼大阪会場
会期:6月10日(土)〜6月11日(日)
会場:ABCホール(大阪府大阪市福島区福島1-1-30)
※チケットは4月21日(土)12:00(予定)からあさチケにて発売。
主催:朝日新聞社、イタリア文化会館-大阪、チネチッタ
後援:イタリア大使館、イタリア領事館

イタリア映画祭2023 公式サイト
公式twitter:@italianfilmfes

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

新着情報

  1. 【映画祭】松竹と映画秘宝がコラボした「松竹×映画秘宝 映画祭」開催
    昭和100年記念企画:昭和に製作された松竹映画の中で異彩を放つ傑作20作品を上映!あの時代の熱狂と混…
  2. 【映画イベント】一夜限りの『ブラックフォン1&2』二本立て!“黒電話は鳴り止まない”先行上映11月20日開催
    『ブラックフォン2』は11月21日(金)より日本公開!…
  3. 過去に朝ドラ、大河ドラマのメインキャスト、戦隊ヒーロー主演に抜擢の黒崎煌代、倉沢杏菜、酒井大成などを輩出した「第3回レプロ主役オーディション」開催!
    2025年11月17日(月)~2026年1月8日(木)23:59までの期間で募集…
  4. 【映画祭】日芸映画祭「はたらく×ジェンダー」12月6日(土)〜12月12日(金)渋谷ユーロスペースにて開催
    現役日芸生による映画祭が今年で15年目を迎えます。今年は海外と直接交渉を含む16作品が上映されます。…
  5. 【映画祭】「香港映画祭2025 Making Waves – Navigators of Hong Kong Cinema 香港映画の新しい力」11/28(金)~12/1(月)TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催
    今年は第1回から続いていた渋谷区内での開催から、港区六本木へと移り、2025年11月28日(金)〜1…
  6. 【映画祭】国内外で話題を呼んだ多様な作品が集結!「第35回映画祭 TAMA CINEMA FORUM」11月8日より開催
    毎年晩秋に開催している映画ファンの祭典、映画祭「TAMA CINEMA FORUM」が2025年11…
  7. 【映画祭】アジア初開催!「2025 中国ドキュメンタリー映画祭 In Japan」11月7日より開催
    2024年にミニシアターでの公開ながらも大ヒットしたドキュメンタリー映画『再会長江』を手掛けた、竹内…
  8. 【映画祭】米国FilmFreeway公認:日本初・アジア最大級「第1回AI日本国際映画祭2025」11月2日、3日開催
    人間とAIの共創が拓く、映像の未来を体験する2日間…
  9. 【映画祭】⼆子⽟川の街が、子どもたちの映画館になる!子ども国際映画祭「第32回 キネコ国際映画祭」開催
    2025年10月31日(金)~11月4日(⽕)会場:⼆子⽟川ライズ スタジオ & ホール 他…
  10. リバイバル上映まとめ2025年10月24日号
    今回は近日リバイバル上映予定の『サウンド・オブ・ミュージック』『落下の王国 4K デジタルリマスター…
PAGE TOP