今回は近日リバイバル上映予定の作品をまとめて紹介します。劇場で見られる貴重な機会をお見逃しなく!!
『ボイジャー 4Kレストア』公開記念!フォルカー・シュレンドルフ監督作『ビリー・ワイルダーは語る』上映

公開当時22歳のジュリー・デルピーの出世作にして、名優サム・シェパードとの禁断の愛の旅路を描く『ボイジャー 4Kレストア』が6月6日より全国順次公開中です。その公開を記念し、映画館Strangerにて6月13日(金)より、また京都シネマにてフォルカー・シュレンドルフ監督によるドキュメンタリー映画『ビリー・ワイルダーは語る』が上映されます。

『ビリー・ワイルダーは語る』
2025年6月13日よりStranger、近日中京都シネマにて上映
『お熱いのがお好き』や『サンセット大通り』など数々の名作を生み出した伝説的映画監督ビリー・ワイルダーにフォルカー・シュレンドルフが2週間にわたるインタビューを敢行。貴重なインタビューやアーカイブ映像を通し、ビリー・ワイルダーの素顔と創作の秘密に迫る、映画ファン必見のドキュメンタリー。

『ボイジャー 4Kレストア』
全国順次公開中
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今年も開催!ジューンブライド上映『アバウト・タイム 愛おしい時間について』6月20日(金)より全国リバイバル上映

Filmarks(フィルマークス)主催のリバイバル上映プロジェクトにて、『アバウト・タイム 愛おしい時間について』のリバイバル上映が今年も決定!作中の印象的な「結婚式」シーンにちなみ、6月20日(金)より2週間限定の「ジューンブライド上映」となります。

『アバウト・タイム 愛おしい時間について』
2025年6月20日(金)より2週間限定上映
監督:リチャード・カーティス
脚本:リチャード・カーティス
出演者:ドーナル・グリーソン、レイチェル・マクアダムス、ビル・ナイ、リディア・ウィルソン、リンゼイ・ダンカン、リチャード・コーデリー、ジョシュア・マグワイア、トム・ホランダー、マーゴット・ロビー、ウィル・メリック ほか
公開劇場:全国64館
料金:1,600円均一(各種サービスデーや他の割引サービスはご利用いただけません)
※公開劇場は順次追加予定。公式X(@Filmarks_ticket)でお知らせいたします。
※各劇場サイトにて順次チケット販売
※上映日や上映時間は各劇場にご確認ください
配給:Filmarks
イギリス南西部に住む青年ティムは、両親と妹、そして伯父の5人家族。どんな天気でも、海辺でピクニックを、週末は野外映画上映を楽しむ。風変わりだけど仲良し家族。しかし、自分に自信のないティムは年頃になっても彼女ができずにいた。そして迎えた21歳の誕生日、一家に生まれた男たちにはタイムトラベル能力があることを父から知らされる。そんな能力に驚きつつも恋人ゲットのためにタイムトラベルを繰り返すようになるティム。弁護士を目指してロンドンへ移り住んでからは、チャーミングな女の子メアリーと出会い、恋に落ちる。ところが、タイムトラベルが引き起こす不運によって、二人の出会いはなかったことに!なんとか彼女の愛を勝ち取り、その後もタイムトラベルを続けて人とは違う人生を送るティムだったが、やがて重大なことに気がついていく。
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イギリスの名匠ダニー・ボイル監督の初期傑作『シャロウ・グレイブ』が時を経て劇場公開!

『トレインスポッティング』『28 日後…』『スラムドッグ$ミリオネア』『127時間』『スティーブ・ジョブズ』『イエスタデイ』などの傑作で世界的な評価を受けるアカデミー賞受賞監督のダニー・ボイル。その長編映画監督デビュー作であり、彼の才能と映画的感性の萌芽が詰まった 1996年日本公開の初期代表作が、最新作『28年後…』公開に併せて、リバイバル上映されます。

『シャロウ・グレイブ』
2025年6月20日(金)キネカ大森にてリバイバル上映
キネカ大森公式サイト
監督:ダニー・ボイル
出演:ユアン・マクレガー/ケリー・フォックス/クリストファー・エクルストン/キース・アレン
製作年:1994年
製作国:イギリス
上映時間:92分
配給:ポニーキャニオン
物語の舞台はスコットランド・グラスゴー。 共同生活をしているアレックス(ユアン・マクレガー)、ジュリエット(ケリー・フォックス)、デビッド(クリストファー・エクルストン)の3人の若者は、新たな同居人として自称作家のヒューゴ(キース・アレン)を迎え入れる。ところが彼は入居早々、麻薬の過剰摂取で死亡。さらに部屋からはスーツケースいっぱいの大金が発見される…。
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毎月24日はA24の日!第6弾は『MEN 同じ顔の男たち』

2023年10⽉、ニューヨークを拠点とする独⽴系スタジオA24とパートナーシップ契約を締結したハピネットファントム・スタジオ。今年1⽉より、TOHOシネマズの劇場にて毎⽉24⽇に<制作:A24×配給:ハピネットファントム・スタジオ作品>の特別上映がスタートしました。第6弾となる6⽉24⽇(火)には、『MEN 同じ顔の男たち』が上映されます。
『MEN 同じ顔の男たち』
R15+
監督・脚本:アレックス・ガーランド
出演:ジェシー・バックリー、ロリー・キニア、パーパ・エッシードゥ、ゲイル・ランキン、サラ・トゥーミィ
配給︓ハピネットファントム・スタジオ
<上映劇場>
TOHOシネマズ 日比谷、TOHOシネマズ なんば
<上映日>
2025年6月24日(火)
※上映時間は各劇場の公式サイトをご確認ください
<料金>
・通常料金:2,000 円
・学生割引:1,000 円 (大学生以下が対象)
※割引不可、無料券不可
<入場者プレゼント>
イラスト・ヒグチユウコ×デザイン・大島依提亜 アートビジュアルステッカー
ハーパー(ジェシー・バックリー)は夫ジェームズ(パーパ・エッシードゥ)の死を目の前で目撃してしまう。彼女は心の傷を癒すため、イギリスの田舎街を訪れる。そこで待っていたのは豪華なカントリーハウスの管理人ジェフリー(ロリー・キニア)。ハーパーが街へ出かけると少年、牧師、そして警察官など出会う男たちが管理人のジェフリーと全く同じ顔であることに気づく。街に住む同じ顔の男たち、廃トンネルからついてくる謎の影、木から大量に落ちるりんご、そしてフラッシュバックする夫の死。不穏な出来事が連鎖し、“得体の知れない恐怖”が徐々に正体を現し始めるー。
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1990年代名作アニメーション『海がきこえる』7月4日(金)より<3週間限定>全国リバイバル上映

Filmarks(フィルマークス)主催のリバイバル上映プロジェクトにて、スタジオジブリの『海がきこえる』が7月4日(金)より3週間限定で待望の<初>全国リバイバル上映されます。

『海がきこえる』
2025年7月4日(金)より3週間限定上映
原作:氷室冴子
監督:望月智充
声の出演:飛田展男、坂本洋子、関 俊彦
配給:Filmarks
※公開劇場は順次追加予定。公式X(@Filmarks_ticket)でお知らせいたします。
※劇場により、上映日・上映期間が異なります。
東京の大学に進学した杜崎拓(もりさきたく)は、吉祥寺駅の反対側ホームにある人影を見た。中央線下り列車に姿を消したその人影は確かに武藤里伽子(むとうりかこ)に見えた。だが里伽子は高知の大学に行ったのではなかったのか。高知へと向かう飛行機の中で、拓の思いは自然と里伽子と出会ったあの2年前の夏の日へと戻っていった。――里伽子は勉強もスポーツも万能の美人。その里伽子に、親友の松野が惹かれていることを知った拓の心境は複雑だった。拓にとって里伽子は親友の片思いの相手という、ただそれだけの存在だった。それだけで終わるはずだった。高校3年のハワイの修学旅行までは…
© 1993 Saeko Himuro/Keiko Niwa/Studio Ghibli, N