1960年9月20日に開業した映画館「丸の内 TOEI(まるのうちとうえい/東京都中央区銀座 3 丁目)」が、東映株式会社本社の入る東映会館の再開発に伴い、2025年7月27日(日)に閉館することとなりました。東映最後の直営館であるとともに、日本最後のロードサイドシアターとしても愛され続けた本劇場は、自社作品の興行やイベントにとどまらず、銀座地区、延いては映画業界全体の盛り上げにも寄与してきました。東映は丸の内TOEI閉館に向けた関連事業について社内各部署を横断したメンバーによる“全社プロジェクト”として、約65年という長い歴史のグランドフィナーレを彩る「さよなら 丸の内 TOEI」プロジェクトを発足。そのコンセプトは、劇場へかかわるすべての人への感謝と、「映画館で映画を観る」ことの大切さを改めて訴求することで、7月27日(日)まで数々の傑作特集上映に加え、劇場を活用した各種イベントも実施中です。その一環としてこの度、長年劇場で使用されてきたスクリーン、緞帳、座席シートなどをアップサイクルし、数量限定のメモリアルグッズとしてお届けするクラウドファンディングが、6月2日(月)18時よりCAMPFIREにて開始となります。
支援いただいた皆様の名前を【特別映像のエンドロールに掲載】
本プロジェクトでは、映画ファンの皆様とともに「丸の内TOEI」の思い出を未来へつなぐことを目的に、アップサイクル商品の制作に加え、6月30日(月)までにご支援いただいた皆様のお名前を「さよなら 丸の内TOEI」の予告映像を再編集して制作する【特別映像のエンドロールに掲載】されます。この映像は、【7月27日(日)の閉館当日に劇場スクリーンにて上映】する他、半年間限定でYouTubeでも公開予定です。
クラウドファンディング返礼品ラインナップ


今回のクラウドファンディングで返礼品としてラインナップされている商品は、【座席生地をパッチワークしたスツール】【スクリーンを再利用したカードケース(8,500 円)などの小物】【緞帳を活用した巾着(9,000 円)、クッション】【座席札を使用して制作するラゲッジタグ(7,000 円)】など。また、大変貴重な【丸の内 TOEI で使用されていた座席(30万円・1点限り!)・タイムテーブル・座席表(各10万円・1点もの!)】や【「日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声」のフィルム缶(各10万円・一点もの!)】などの現物のほか、劇場の記憶を手元に残せるグッズや、丸の内 TOEI の裏側ツアーなどを含む【支援者限定特別イベントへの参加権(5万円)】などのリターンも多数ご用意。

「さよなら 丸の内 TOEI」クラウドファンディング企画概要
丸の内 TOEI 閉館|ファンの皆さまと共に、思い出を未来に繋ぐためのメモリアル企画
プロジェクトページはこちら
【スケジュール】 募集開始 :2025 年 6 月 2 日(月)18:00
一部支援募集終了:2025 年 6 月 30 日(月)23:59
募集終了 :2025 年 7 月 31 日(月)23:59

「さよなら 丸の内 TOEI」プロジェクト概要
開催期間:現在開催中~7 月 27 日(日)
公式サイト 告知映像
《丸の内 TOEI 概要》
1960年 9月20日、東映会館の竣工とともに「丸の内東映」・洋画封切館「丸の内東映パラス」として開館
1989年 3月11日、「丸の内東映パラス」を「丸の内シャンゼリゼ」に改称
2004年 10月、両館を現行の「丸の内 TOEI」に名称統一し2スクリーンを構える
*スクリーン①:定員 511 人 / スクリーン②:定員 360 人
2024年 5月15日、東映会館の老朽化を理由に2025年夏を目処に再開発することを発表
2025年 1月16日、東映ラインナップ発表会にて正式な閉館日(最終営業日)を2025年7月27日と発表
2025年 3月28日、「さよなら 丸の内 TOEI」ローンチ情報(開催期間、上映作品情報、告知映像、チラシ等)発表
2025年 5月9日、「さよなら 丸の内 TOEI」プロジェクト上映スタート!!
2025年 6月2日、クラウドファンディングによるアップサイクルプロジェクト開始【募集期間:~7月31日迄】
2025年 7月27日、丸の内TOEI 閉館