2本の傑作ミステリー&ホラーについて、各作品の宣伝担当が実際の事件を解説するイベント
第一次世界大戦後のデンマークで実際に起こった連続殺人事件にインスピレーションを受け、その裏に潜む真実と社会の闇に迫る北欧ゴシック・ミステリー『ガール・ウィズ・ニードル』が公開され現在大ヒット中!また、実際の裁判記録をもとに宗教とタブーに支配された歴史の暗部を描いた『デビルズ・バス』が新宿武蔵野館ほかにて5月23日より絶賛公開中です。いずれも、かつて歴史の闇の中に埋もれた真実にスポットを当てており、当時の人々の暮らしぶりや社会のあり方について鋭い視線を投げかけています。そんな2本の傑作ミステリー&ホラーについて、各作品の宣伝担当が実際の事件を解説するイベントが、映画にこだわった隠れ家的カフェ、CAFE:MONOCHROME(東京都渋谷区宇田川町 4-10 渡辺ビル 2F)にて、5月31日(土)に開催されます。本イベントでは、監督ほか、制作陣のインタビュー取材に基づく制作秘話など宣伝担当だからこそ知る裏話も聞くことができます。また最新作の予告紹介や、カンヌ映画祭の最新レポートなど内容も盛りだくさん。さらには非売品の映画グッズのお土産もあり、映画好きならきっと楽しめる一夜となるはずです!

『ガール・ウィズ・ニードル』
2025年5月16日より全国公開中
PG-12
監督・脚本:マグヌス・フォン・ホーン
出演:ヴィクトーリア・カーメン・ソネ、トリーネ・デュアホルム、ベシーア・セシーリ
配給:トランスフォーマー
公式サイト
第一次世界大戦後のコペンハーゲンでお針子として働くカロリーネ。彼女は勤め先の工場長と恋に落ちるも、身分違いの関係は実らず、捨てられた挙句に失業してしまう。すでに妊娠していた彼女は、もぐりの養子縁組斡旋所を経営し、望まれない子どもたちの里親探しを支援する女性ダウマと出会う。二人の間には強い絆が生まれていくが…。
北欧史上最も物議を醸した連続殺人事件を題材に、混沌とした社会のなかで貧困から抜け出そうと生きる女性の姿を鮮烈なモノクロームの映像で描いたゴシック・ミステリー。第77回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品されたほか、第97回アカデミー賞では国際長編映画賞にノミネートされた。
© NORDISK FILM PRODUCTION / LAVA FILMS / NORDISK FILM PRODUCTION SVERIGE 2024

『デビルズ・バス』
2025年5月23日より全国公開中
PG-12
監督・脚本:ヴェロニカ・フランツ、ゼヴリン・フィアラ
出演:アーニャ・プラシュク、ダーヴィド・シャイト、マリア・ホーフスタッター
配給:クロックワークス
公式サイト
監督は、シッチェス・カタロニア国際映画祭ほか世界各地の映画祭を席巻し、第88回アカデミー賞外国語映画賞のオーストリア代表作品に選出された2014年の映画『グッドナイト・マミー』のヴェロニカ・フランツ&ゼヴリン・フィアラ。最新作となる本作で描くのは、世界との不和を理由に、この世から消え去ってしまいたいと願う女性が、宗教上自死することも許されず、やがて驚くべき行動に出てしまうという、陰惨で衝撃的な物語。実際の裁判記録をもとに、宗教とタブーに支配された歴史の暗部が今なお響く痛みとして現代に蘇った。容赦ないストーリーテリングと、美しくも残酷な映像表現が評価され、第74回ベルリン国際映画祭では銀熊賞(芸術貢献賞)を受賞、さらに第57回シッチェス・カタロニア国際映画祭でも最優秀作品賞を受賞するという快挙を達成している。
© 2024 Ulrich Seidl Filmproduktion, Heimatfilm, Coop99 Filmproduktion

<歴コワ映画の会>イベント詳細
実施店:CAFE:MONOCHROME(東京都渋谷区宇田川町 4-10 渡辺ビル 2F) TEL: 03-6452-5735
開催期間:5 月31日(土)19:00開場 19:30~21:00終了予定
料金:参加費 500 円+ワンドリンクオーダー
参加方法:チケットは peatix にて。
出演:クロックワークス宣伝&トランフォーマー宣伝<歴コワ映画の会>チーム
特典:各作品の非売品グッズを来場者全員にプレゼント!