東映アニメーション株式会社製作の短編映画『あめだま』第97回アカデミー賞®短編アニメーション部門にノミネート

本作の原作は、児童文学界のノーベル賞とも称されるアストリッド・リンドグレーン受賞作家ペク・ヒナ氏の名作。コミュニケーションが苦手な少年のドンドンが、不思議なあめだまを通じて心の声を聞けるようになり、初めて他人の心を理解し、自身の気持ちを伝えることができるようになる過程を描いた短編作品です。監督は西尾大介、プロデューサーは鷲尾天の『ふたりはプリキュア』シリーズを手掛けた名コンビが再びタッグ組み、音楽は日本アカデミー賞最優秀音楽賞受賞の佐藤直紀が担当。映像制作は『THE FIRST SLAM DUNK』のダンデライオンアニメーションが手掛ける豪華布陣。緻密なCG表現と独創的なビジュアルで原作の温かい世界観を忠実に再現。原作の世界を鮮やかに描き出すことに成功しています。

『あめだま』2月28日より2週間限定劇場公開

この度、本作『あめだま』が日本での劇場公開されることとなりました。日本時間2025年3月3日（月）にアメリカ・ハリウッドのドルビー・シアターで開催される授賞式を前に、アカデミー賞ノミネート記念として、急遽2月28日（金）より2週間限定での劇場公開となります。東映アニメーションでは、短編映画の単独での上映は、劇場のプログラム編成との兼ね合いもありとても珍しいことで、「東映まんがまつり」などとして短篇をまとめて劇場公開を行っていることが多いですが、本作が東映アニメーションとして初のアカデミー賞ノミネート作品となったことと、たくさんの映画ファンから劇場公開希望の声が数多く届き、急遽ティ・ジョイを中心とする19館限定での上映が決定しました。短編映画単独での興行上映は、東映アニメーションとしては初めてとなります。また、特別興行のため、料金は、一律1,000円（税込み）での上映となります(※各種サービスデイ・各種割引券、無料鑑賞券・招待券は使用不可)。日本時間2025年3月3日（月）に、アメリカ・ハリウッドのドルビー・シアターで開催される授賞式の前にご鑑賞、結果が出た3月3日以降でのご鑑賞、どちらでも多くの人々の心に忘れられない感動体験をお届けいたします。

短編アニメーション映画『あめだま』

2025年2月28日より2週間限定劇場公開
特別興行のため、料金は、一律1,000円（税込み）
原作者：ペク・ヒナ
監督：⻄尾大介
プロデューサー：鷲尾天
声の出演：嶋陽大／岩崎ひろし／山路和弘／雨蘭咲木子／渡辺いっけい／大井希心／⻑谷川義史（特別出演）
予告編
公式サイト　

「一人で遊ぶんも悪くない…」
公園で遊んでいる子供たちを眺めながら、片隅で一人でビー玉遊びをしているドンドン。 彼に寄り添うのは年老いた犬のグスリだけ。 新しいビー玉が欲しくて文房具屋に行ったドンドンは、店主のおじいさんから、ビー玉の代わりにあめだま一袋を買うことになる。 家に帰って色とりどりのあめだまから一粒選んで口に入れると、どこからか自分の名前を呼ぶ声が聞こえ始めて…?心の声が聞こえるようになる、不思議なあめだま。あなたは誰の声が聞きたいですか?

© Baek Heena, Toei Animation