2022年11月、愛知県の愛・地球博記念公園内に「ジブリパーク」が開園しました。公園の木々と調和するように、スタジオジブリ作品の世界を表現した公園で、今年3月には「魔女の谷」もオープンし、話題となっています。その制作現場を指揮したのは、宮崎吾朗監督。「三鷹の森ジブリ美術館」「サツキとメイの家」を手掛け、映画『ゲド戦記』『コクリコ坂から』『アーヤと魔女』などのアニメーション作品を生み出してきました。「ジブリパークとジブリ展」では、宮崎吾朗監督のこれまでの仕事と作品を振り返るとともに、監督を中心に、ジブリパークがどのように生み出されてきたのか、その舞台裏をご紹介します。東京会場は6月28日(金)から9月23日(月・休)まで開催されます。
ジブリパークの制作資料や試作品を公開!
ジブリパークは長く親しまれてきた公園の歴史や環境を大切にしながら5つのエリアがつくられました。本展では宮崎吾朗監督によるジブリパークの制作過程と誕生の舞台裏を、貴重な制作資料や試作品とともにご紹介します。さらに東京会場で初登場となる展示もあります。他にも「三鷹の森ジブリ美術館」や「サツキとメイの家」といったこれまでにてがけた建築物が完成するまでの裏側もお伝えします。
立体展示でもジブリパークを体感
ジブリパークの「ジブリの大倉庫」で開催中の企画展示「ジブリのなりきり名場面展」から映画『千と千尋の神隠し』の名シーンを再現し、カオナシの横に座り主人公の千尋になった気分を味わえます。ジブリの大倉庫にある「にせの館長室」の展覧会特別バージョンでは仕事に没頭する『千と千尋の神隠し』の湯婆婆を見ることができます。この他、映画『となりのトトロ』でおなじみのネコバスも登場します。
アニメーションの世界をつくる
宮崎吾朗監督の映画『ゲド戦記』『コクリコ坂から』『アーヤと魔女』を多くのイメージボードや背景美術等で紹介。三鷹の森ジブリ美術館で行われ、宮崎吾朗監督が監修を担当した企画展示「アーヤと魔女展」も登場します。細部に至るまで丁寧に描かれた1枚1枚から、温度やリアリティが感じられるアニメーション映画の制作過程を知ることができます。
「ジブリパークとジブリ展」開催概要
日程:2024年6月28日(金)~9月23日(月・休)
9:30~20:00(最終入場19:00)
※6/28 (金)は15:00開館、9/23 (月・休)は12:30最終入場、14:00閉館
会場:天王洲・寺田倉庫 B&C HALL/E HALL
主催:東京新聞/日本テレビ/ローソンチケット/ディスクガレージ/第一通信社/TOKYO FM
協賛:DNP大日本印刷/寺田倉庫
企画制作協力:スタジオジブリ/三鷹の森ジブリ美術館/ジブリパ―ク
チケット:※日時指定予約制、好評販売中!
【通常チケット】大人 1,900円、中・高校生 1,600円、小学生 1,200円(いずれも税込)
【特典付きチケット】大人 2,900円、中・高校生 2,600円、小学生 2,200円(いずれも税込)
公式サイト
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