時代背景や年代を問わず今観るべき、そしていつ観ても、心に爪痕を残す珠玉の「気がかり」な15作品を集めた本特集。現代を代表するドキュメンタリー作家のひとり、原一男監督の代表作である『ゆきゆきて、神軍』や、香港で民主化を求める大規模デモの最前線で壮絶な運動の約180日間を描いたドキュメンタリー映画『時代革命』、ロシアの巨匠アレクサンドル・ソクーロフ監督が第二次世界大戦の独裁者たちをアーカイブ映像のみを用いて描き出した『独裁者たちのとき』など、いずれもが「衝撃作」の数々であり、さまざまな課題に直面する現代の日本人に多様な視点を提供してくれる作品群でもあります。
上映予定作品
『金子文子と朴烈』
『極私的エロス・恋歌1974』
『さようならCP』
『さらばわが愛、北朝鮮』
『時代革命』
『ショージとタカオ』
『全身小説家』
『太陽 デジタル・リマスター版』
『天上の花』
『独裁者たちのとき』
『ハマのドン』
『暴力をめぐる対話』
『ゆきゆきて、神軍』
『REVOLUTION +1』
『レニ』
トークイベント開催!
※いずれも上映終了後
3月9日(土)『さようならCP』 【対談】 北村匡平さん(映画研究者・批評家)×原一男監督
3月9日(土)『ゆきゆきて、神軍』 【対談】 阪本順治さん(映画監督)×原一男監督
3月10日(日)『極私的エロス・恋歌1974』 【対談】 井上淳一さん(脚本家・映画監督)×原一男監督
3月10日(日)『全身小説家』 【対談】 荒井晴彦さん(脚本家・映画監督)×原一男監督
3月23日(土)『REVOLUTION+1』 【対談】 鈴木エイトさん(ジャーナリスト/作家)×足立正生監督
3月23日(土)『天上の花』 寺脇研プロデューサー
3月24日(日)『ハマのドン』 松原文枝監督
3月24日(日)『独裁者たちのとき』 梶山祐治さん(ロシア・ウクライナ・中央アジア映画)
<気がかりな映画特集>
3月8日(金)~14日(木)/22日(金)~28日(木)、アップリンク吉祥寺にて開催
公式サイト
※上映時間や作品詳細については公式サイトにてご確認ください。
作品提供:太秦/疾走プロダクション/「ショージとタカオ」上映委員会/パンドラ