武侠映画の王キン・フー監督の作品と映画人生を記録したドキュメンタリー上映
2000年以降の台湾映画の新しい流れがどのように”いま”に繋がってきたのか、そして”いま”何が起きているのかをお届けする台湾文化センターとアジアンパラダイス共催の台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の”いま”」。2023年の第4回は、武侠映画の王キン・フー監督の作品と映画人生を記録したドキュメンタリー『キン・フー 武俠映画の王(原題:大俠胡金銓)後編』が上映されます。6月に上映された前編では、キン・フー作品で多くの主演を飾った石雋(シー・チュン)を記録の旅の案内人とし、キン・フーの古典的な作品が紹介され、著名な学識者や映画人達による分析や、監督の王童(ワン・トン)、呉宇森(ジョン・ウー)、李屏賓(リー・ビンビン)、洪金寶(サモ・ハン)、徐克(ツイ・ハーク)、許鞍華(アン・ホイ)らが当時の記憶と真実が語られました。そして、今回の後編ではキン・フー監督の素顔に迫り、これまで語られることのなかったアメリカでの生活と創造への焦燥、孤独感なども明かされます。そしてアフタートークは、キン・フー監督のインタビューと資料が満載の本「キン・フー電影作法」の著者で映画評論家の宇田川幸洋氏を招き、キン・フー監督の人と作品について語ります。
※アフタートークは会場はライブ、オンラインは後日配信予定。
「台湾巨匠傑作選2023」でもキン・フー監督作品上映
7月22日(土)より新宿K’s cinemaほか全国順次開催される「台湾巨匠傑作選2023」では、キン・フー監督作品劇場初公開『空山霊雨』と『大輪廻』『残酷ドラゴン 血斗竜門の宿』『侠女』『山中傳奇』の計5作品が一挙上映されます。キン・フー監督の武侠映画世界をたっぷりと味わえる、貴重な機会となっています。ぜひこの機会にキン・フー監督作品をお楽しみください。
「台湾映画上映&トーク〜台湾映画の“いま”2023」開催概要
◆上映作品:『キン・フー 武俠映画の王(原題:大俠胡金銓)後編』
◆アフタートーク ゲスト:宇田川幸洋氏(映画評論家)
※会場はライブ、オンラインは後日配信
◆上映方式
①会場:台湾文化センター(東京都港区虎ノ門1-1-12 虎ノ門ビル2階)
・日時:7月29日(土)13時開場 13時30分開演
・定員:50名(ソーシャル・ディスタンス確保のため)
・参加:無料
・申し込み受付中 ※定員になり次第申込み終了
・申し込みはこちら
※事前にPeatixに登録が必要です。(無料)
②オンライン
・日時:7月29日(土)14時開始
・参加:無料
・申し込み受付中 ※定員になり次第申込み終了
・申し込みはこちら
※事前にPeatixに登録が必要です。(無料)
主催:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター/アジアンパラダイス
協力:華映娛樂股份有限公司