2011年、第64回カンヌ国際映画祭で監督作『ドライヴ』が絶賛され、監督賞を受賞したデンマーク出身の鬼才ニコラス・ウィンディング・レフン。それは、新しい才能を待ちわびていた世界の映画ファンが歓喜した瞬間だった。
この度、2012年に『ドライヴ』が日本で劇場公開されてから10年の時を経て、幻の初期作である『プッシャー』3部作ほか監督作6本を含めた豪華7作品が一挙スクリーンに集結!9月23日(金)より『ニコラス・ウィンディング・レフン レトロスペクティブ』と題してシネクイントで3週間限定公開が決定した。そして公開に併せて制作されたポスタービジュアルと予告編が解禁。さらに、レフン監督からのメッセージも届きました。マッツ・ミケルセン長編映画デビュー作や、トム・ハーディ出演作などをスクリーンで味わえる貴重な機会をお見逃しなく!
今回到着したポスターには『ブロンソン』からトム・ハーディ、『ドライヴ』からライアン・ゴズリングとキャリー・マリガン、『プッシャー2』からマッツ・ミケルセンのシーンがデザインされている。
また、予告編では「デンマーク出身の鬼才 ニコラス・ウィンディング・レフン 監督作6本を含めた豪華7作品がスクリーンに蘇る」と共に、デビュー作『プッシャー』はじめ今回上映される7作品の名シーンが彩られ、マッツ・ミケルセン、ライアン・ゴズリング・ゴズリング、トム・ハーディの姿も。また、本イベント開催時には今回限定のパンフレットやグッズの販売を予定している。
レフン監督からのメッセージ
「日本の皆さま
親愛なるパートナー、クロックワークス主催により私の回顧展を開催することができることを言葉にできないほど光栄に思っています。このイベントを通じてたくさんの喜びと興奮、そして何よりも重要なことですが、忘れられない経験を与えることが出来たらと願っております。ご存知かとは思いますが、日本映画からこれまで大きなインスピレーションを受けてきました。そして何度も言及しているように、いつか日本で映画を撮影したいと考えています。」
――ニコラス・ウィンディング・レフン
<ニコラス・ウィンディング・レフン(NICOLAS WINDING REFN)>
1970年9月29日、デンマーク・コペンハーゲンにて映画監督の父と撮影監督の母との間に生まれる。弱冠24歳の時に監督・脚本を手掛けた『プッシャー』(96)でデビューを果たす。本作はカルト現象を巻き起こし、国際的な評価を得る。続く『ブリーダー』(99)もベネチア国際映画祭でプレミア上映され、高く評価された。2011年、『ドライヴ』がカンヌ国際映画祭の監督賞など世界各国の映画賞を受賞し絶賛された。その後、『オンリー・ゴッド』(13)、『ネオン・デーモン』(16)で同じくカンヌのコンペティション部門でパルムドールを争い、国際的評価を揺るぎないものにしている。
「ニコラス・ウィンディング・レフン レトロスペクティブ」
2022年9月23日(金)より渋谷シネクイントにて開催
配給:クロックワークス
公式HP
<上映作品>
『プッシャー』『プッシャー2』『プッシャー3』『ブロンソン』『ドライヴ』『オンリー・ゴッド』『マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン』
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