「第20回ラテンビート映画祭 IN TIFF」として5作品上映!
スペイン&ラテンアメリカ映画の祭典「第20回ラテンビート映画祭(LATIN BEAT FILM FESTIVAL 2023)」が東京国際映画祭の共催企画として開催されます。今年も東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門内にて、「第20回ラテンビート映画祭 IN TIFF」として、5作品が上映されます。カンヌ国際映画祭でワールド・プレミア上映され、話題となったペドロ・アルモドバル監督の最新作で西部劇の『ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ』、ベルリン国際映画祭でエキュメニカル審査員賞を受賞した7歳の少女の物語“Totem(原題)”、カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で上映された『犯罪者たち』、スペインを代表するイザベル・コイシェ監督の最新作であり、サンセバスチャン国際映画祭コンペティション出品作『ひとつの愛』、サンダンス映画祭で上映された『魔術』のラインナップとなっています。
上映作品
『ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ』
監督:ペドロ・アルモドバル
出演:イーサン・ホーク、ペドロ・パスカル、ペドロ・カサブランク
31分/カラー/英語/2023年/スペイン、フランス
<作品概要>
カンヌ映画祭でワールド・プレミア上映され、話題となったアルモドバルの最新作。再会したふたりのカウボーイの愛憎をイーサン・ホークとペドロ・パスカルが演じた西部劇。
Jake and Silva in STRANGE WAY OF LIFE.
Photo credit:© El Deseo. Photo by Iglesias Más. Courtesy of Sony Pictures Classics.
“Totem(原題)”
監督:リラ・アヴィレス
出演:ナイーマ・センティーエス、モントセラート・マラニョン、マリソル・ゲイス
95分/カラー/スペイン語/2023年/メキシコ、デンマーク、フランス
<作品概要>
7歳の少女ソルは、祖父の家で父親のためのパーティーの準備を手伝う。やがて彼女はその日がかけがえのない日になることを知る…。ベルリン映画祭でエキュメニカル審査員賞を受賞。
『犯罪者たち』
監督:ロドリゴ・モレノ
出演:ダニエル・エリアス、エステバン・ビリャルディ、マルガリータ・モルフィノ
189分/カラー/スペイン語/2023年/アルゼンチン、ブラジル、ルクセンブルク、チリ
<作品概要>
自らが務める銀行の金を奪った男が、完全犯罪を実現するためにとる驚くべき行動を描く作品。予測のつかないストーリーテリングのうまさが光る。カンヌ映画祭「ある視点」部門で上映。
『ひとつの愛』
監督:イザベル・コイシェ
出演:ライア・コスタ、ホヴィク・ケウチケリアン、ウーゴ・シルバ
127分/カラー/スペイン語/2023年/スペイン
<作品概要>
スペインを代表するイザベル・コイシェの最新作。山間の村の一軒家で暮らす女性と、ドイツから移住してきた隣人の男性との奇妙な関係を描く。サンセバスチャン国際映画祭コンペティション作品。
『魔術』
監督:クリストファー・マレー
出演:バレンティーナ・ベリス・カイレオ、ダニエル・アンティビロ、セバスティアン・フールク
101分/カラー/スペイン語、マプチェ語、ドイツ語/2023年/チリ、メキシコ、ドイツ
<作品概要>
1880年のチリ。ドイツ人入植者に父親を殺害された13歳の先住民の少女が、村の祈祷師に助けを求める。祈祷師はドイツ人一家の子どもたちを呪術で犬に変える…。サンダンス映画祭で上映。
※詳しい上映スケジュールは公式サイトにてご確認ください。
「第20回ラテンビート映画祭 IN TIFF」開催概要
開催期間:10月23日(月)~11月1日(水)
チケットは現在好評発売中!詳細は東京国際映画祭公式サイトをご確認ください。
主催:LBFF 実行委員会