全国映画感想文コンクール実施委員会(事務局:株式会社キネマ旬報社)が「映画と育む、コトバとココロ」をスローガンに、 全国の小学生、中学生を対象とした「映画感想文コンクール2023」(第10回)を開催します。
映画感想文コンクールが目指すもの
映画は、観て楽しいというのはもちろん、
●現実では体験できないような違った世界や歴史、文化を体験し学ぶことができる
●他者の視点で物語に触れることで、感受性や想像力が豊かになる
など、さまざまなメリットがあります。約2時間で、<視覚>と<聴覚>を通してこれらを体験することができるのは、映画が総合芸術と呼ばれる所以でもあります。特に子ども達にとって、コロナ禍で失われたといわれる「コミュニケーション能力」や「他者共感力」など、映画を楽しみ、その感想を文章にして書き込むことで、取り戻せる機会にもなりえることもあると思います。本コンクールでは、映画という娯楽を学びや感情の育成に繋げること、まさにコトバとココロを育むことを目標としています。「感想文を書く」というと難しいことと思うかもしれませんが、まずはおもしろそうな映画を見つけて、観て楽しんだ後に、どんなところが楽しかったか、どんなところに感動したか、それがなぜだったのか考えることから始めてみてはいかがでしょうか。
昨年(2022大会)実績
■応募数12,272編!夏休みの自由課題として取り組む学校が多く団体応募が94%
2021年より文部科学省の後援も受け、学校の夏休みの自由課題として着実に根付いてきています。
2022応募総数:12,272編 部門別応募割合:小学生低学年7%、中学年8%、高学年13% 中学生72% 応募割合:団体94% 個人6%
※団体は学校や学童などでまとめて応募のあった区分
■鑑賞数1位は映画館、チャンネル別ではプライム・ビデオが1位
コロナが収束し、映画館での鑑賞が再び1位に。チャンネル別ではプライム・ビデオが2年連続1位となりました。
鑑賞割合:映画館33%、配信26%、DVD/BD22%、TV14%、不明5%
チャンネル別鑑賞数:1位プライム・ビデオ(配信)、2位イオンシネマ(映画館)、3位TSUTAYA(レンタル)
■全応募作品数は過去最多の1,471作品。1位は『ONE PIECE FILM RED』
全応募タイトル数は1,471作品あり、本コンクールが、数多くの作品を視聴するきっかっけになっているのが見て取れます。応募数1位は『ONE PIECE FILM RED』。全応募数の割合では6%でした。
応募作品数:1位『ONE PIECE FILM RED』、2位『ミニオンズ フィーバー』、3位『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』
ジャンル別割合:アニメ50%、邦画実写25%、洋画22%
子ども達に映画を届ける!映画会社、配信、レンタル店の協力のもとさまざまな取り組みを実施中
■ 「プライム・ビデオ賞」を設け、子どもたちにぜひ見てもらいたい2作品を推奨!
「プライム・ビデオ賞」・・・1名 対象作品:「AIR/エア」 「おやすみ オポチュニティ(中学生推奨)」
プライム・ビデオ賞特設サイト
■特別賞では「ラーゲリより愛を込めて賞」「ゴジラ賞」「SDGs特別賞」なども
各映画会社が子どもたちに見て欲しい作品をチョイスして特別賞を設定。「ラーゲリより愛を込めて賞」「ゴジラ賞」「アバター: ウェイ・オブ・ウォーター賞」の受賞者には作品にちなんだ副賞などが贈られます。また、「SDGs特別賞」を設け、貧困、差別、ジェンダー、環境などさまざまな問題を映画を通じて子どもたちが自身の問題として受け止めてもらうことで、これからの社会を歩んでいくためのきっかけにしてもらいたいと考えています。
■夏休みに千葉、札幌、福岡の3会場で無料親子上映会を開催!
推奨作品の鑑賞機会を増やすため無料親子上映会を開催。(共催:ブルーレイディスク アソシエーション)
■「次世代」を担う人たちに見てほしい映画 映倫との取り組み
表現の自由を護り、青少年の健全な育成を目的として映画界が自主的に設立した第三者機関である一般財団法人映画 倫理機構(映倫)。その映倫が立ち上げた「次世代への映画推薦委員会」は「次世代」を担う人達に観て欲しい映画を推薦しており、今回映画感想文コンクールでは「映倫・次世代映画賞」を設定して6作品を推奨作品として紹介しています。ノンフィクション作家であり「次世代への映画推薦委員会」の吉永みち子さんと映画感想文コンクール実施委員会委員長&元キネマ旬報編集長、三浦理高による「子どもたちに伝えたい映画の魅力と可能性について」対談も実施。
対談記事はこちら
■推奨映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』のポスターを小中学校に送付!
6/30に公開された『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の映画感想文コンクール推奨映画作品ポスターを全国のすべての小・中学校約29,800校に送付
■レンタル店のTSUTAYA、ゲオでもPOPを掲出してコンクールをバックアップ
TSUTAYA、ゲオでは推奨作品の棚展開やPOPなどを掲出
■U-NEXTや楽天TVなど配信各社での特集ページ展開
U-NEXT、Rakuten TV〈 楽天TV 〉、music.jp、ビデオマーケット、クランクイン!ビデオでは、推奨作品を集めた特集ペー ジを展開し、コンクール公式サイトとも連動!
■映画ランドで夏休みに映画感想文コンクールのバナーを掲出!
「映画感想文コンクール2023」開催概要
【開催地域】日本全国
【参加対象】小学生、中学生
【応募受付期間】2023年9月15日(金)〆切
【応募部門・文字数】小学校低学年の部 1~2年生:400字以内 小学校中学年の部 3~4年生:800字以内 小学校高学年の部 5~6年生:800字以内 中学校の部1~3年生:1,200字以内
【提出先】
〒277-0842
千葉県柏市末広町1−1 柏高島屋ステーションモール S館隣り キネマ旬報シアター内「映画感想文コンクール」事務局
【賞の紹介】
グランプリ・・・各部門1名(計4名)※キネマ旬報ベスト・テン表彰式にて表彰
優秀賞・・・各部門5名(計20名)
<特別賞>
SDGs特別賞・・・1名
TSUTAYA賞・・・各部門1名(計4名)
映倫・次世代映画賞・・・全部門から計4名 対象作品:『金の国 水の国』『凪の島』『さかなのこ』など
ラーゲリより愛を込めて賞・・・1名 対象作品:『ラーゲリより愛を込めて』
プライム・ビデオ賞・・・1名 対象作品:『AIR/エア』『おやすみ オポチュニティ(中学生推奨)』
ゴジラ賞・・・1名 対象作品:ゴジラシリーズ全36作品((アニメシリーズ3作、ハリウッドシリーズ4作も含む)
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター賞・・・1名 対象作品:『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』
NBCユニバーサル賞・・・1名 対象作品:『長ぐつをはいたネコと9つの命』『フェイブルマンズ』『バッドガイズ』
ポニーキャニオン賞・・・1名 対象作品:映画『Dr.コトー診療所』
東映賞・・・1名 対象作品:『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』
その他推奨作品は公式サイトにて掲載中!
公式サイト
【主催】全国映画感想文コンクール実施委員会
【後援】文科省をはじめ、映画業界団体も後援!
文部科学省、全国都道府県教育委員会連合会、一般社団法人日本映画製作者連盟、一般社団法人日本映像ソフト協会、 一般社団法人外国映画輸入配給協会、全国興行生活衛生同業組合連合会
【協賛】アマゾンジャパン合同会社、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社、一般財団法人映画倫理機構、NBCユニバーサル・エンターテ イメントジャパン合同会社、株式会社KADOKAWA、東映株式会社、東映ビデオ株式会社、東宝株式会社、2022映画『ラー ゲリより愛を込めて』製作委員会、株式会社バンダイナムコフィルムワークス、ブルーレイディスク アソシエーション、株式会社ポニーキャ ニオン、武蔵野興業株式会社、株式会社メイジャー、 株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス、映画ランド株式会 社、株式会社エスピーオー、株式会社近代映画協会、株式会社チネチッタ、東宝芸能株式会社、ニューセレクト株式会社、公益 財団法人ユニジャパン、株式会社ユメックス