新旧全9本のアイルランド関連作品を上映
美しい自然や神秘的なケルト文化が色濃く残る伝説や神話、さらには独特のリズムを刻むアイリッシュ・ダンスなどで知られるアイルランド。日本でも音楽や文学を通してこの国に魅了された方も多いことでしょう。近年はアイルランド映画に対する評価も高まってきており、今年のアカデミー賞では、作品賞、監督賞、主演男優賞をはじめ9部門の候補となった『イニシェリン島の精霊』、国際長編映画賞候補作“The Quiet Girl(原題)”、さらには短編実写映画賞を受賞した『アイリッシュ・グッドバイ』など、アイルランド関連の作品及びアイルランド出身者が過去最多の14部門ノミネートされました。その多彩な魅力に触れられるよう、本映画祭ではドキュメンタリー、アニメーションを含む新旧全9本のアイルランド関連作品が上映されます。
魅力的な傑作がラインナップ!
『アイリッシュ・グッドバイ』
今回はじめて日本で公開されるのは、アカデミー賞短編実写映画賞を受賞した『アイリッシュ・グッドバイ』、アイリッシュ・ダンスについてのドキュメンタリー映画『ステップス・オブ・フリーダム』(6/4の上映後に日本人アイリッシュダンサーである林孝之が登壇)、初の女性監督によるアイルランド映画『もうひとつの楽園』の3本。さらには音楽に情熱を燃やす若者たちを描いた『シング・ストリート 未来へのうた』、ダブリンを舞台にしたLGBTQがテーマのラブ・コメディ『恋人はアンバー』、名匠アラン・パーカー監督によるソウル・バンド結成の奮闘劇『ザ・コミットメンツ』といった、多くの名曲に彩られたアイルランドの青春映画の傑作が上映されます。その他にも独自の世界観が美しいアニメーション『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』、映画史にその名を刻むジョン・フォード監督の『静かなる男 デジタルリマスター版』、昨年のアカデミー賞で話題になったケネス・ブラナー監督の『ベルファスト』といった、すでに名作の誉れ高い作品もラインナップ。
※詳しい上映スケジュールは公式サイトにてご確認ください。
<アイルランド映画祭2023>
開催日程:2023年6月2日(金)~15日(木)
場所:角川シネマ有楽町(東京都千代田区有楽町1-11-1 読売会館8階)
公式サイト
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